「涼宮ハルヒの驚愕」を読みました

 「涼宮ハルヒの憂鬱」はDVDでTVアニメ版を観てからずっと見続けています。はまりました。本当に面白いです。

 映画になった「涼宮ハルヒの消失」もレンタルしてきて観ました。

 これまで谷川流さんの原作の方はまだ一度も読んだことがなかったのですが、本屋さんに行ったときや新宿駅で大きなポスターを見かけて、面白そうだから読んでみようと思い、紀伊國屋書店でライトノベルの方を買ってきました。

 「涼宮ハルヒの分裂」と「涼宮ハルヒの驚愕」を続んでみました。

 これは素晴らしい作品!本当に面白い!

 ぼくは普段あまり小説は読みません。読み始めてもつまらなかったら途中でやめてしまうことが多いです。でも珍しく最後まで読めました。

 「分裂」の続編、「驚愕」が出るまでに4年もブランクがあったそうですね。

 「驚愕」で一応完結しますが、まだまだ続きがありそうです。

 量子論のコペンハーゲン解釈やエヴェレット解釈(多世界解釈)が今回のテーマになっているのだと思います。高校生の時に読んだ村上春樹さんの「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」にもちょっと似ているかなと思います。

 好きなシーンは、「驚愕」の最後のほうで、国木田がキョンにこの高校を選んだ理由について聞かれて、「本当に聡くて賢明な人だよ、鶴屋さんは。僕がこの高校に来た理由はただ一つ、彼女が北高生だったからなんだ」と答えるところです。

 今こんな人、若い人のロールモデルになれる人ってどれくらいいるんだろう?自分も後輩の目標になれる人、鶴屋さんのような先輩を目指したいですね。

 それにしても魅力的な人物がたくさん出てくる小説ですよね。

 ぼくは“作品の面白さ”は、主人公が面白い人生を送っているかどうかで決まるのではないかと思っています。「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」が面白いのは、涼宮ハルヒや泉こなたが面白い人生を送っているからではないでしょうか。

 27才で亡くなった高杉晋作の辞世の句とされる「おもしろきこともなき世をおもしろく 住みなすものは心なりけり」は、面白くない世の中も、自分の気持ち次第で面白くなるものだという意味なのだそうです。(下の句は看病していた野村望東尼が詠んだといわれている。)

 ハルヒは小学6年生の時に、自分の人生が平凡で色あせたものに感じ、「面白いものは待っていてもやってこない」と思って、自分を変えようとした。「待っているだけの女じゃないことを世界中に知らせえやろう」とした。

 ハルヒの方が高杉晋作よりも少し積極的なのかもしれないですね。

 谷川流さんの原作の方はまだ読んでいないものが沢山あるので、続編が出るまでこれまでの作品をじっくり読んでみます。

★★★

 ぼくは大学受験の時、理系だったので理科は物理と化学をとっていました。物理は苦手科目で、教科書や参考書を眺めていても物理学の面白さが残念ながら全くわかりませんでした。

 でも教科書に書かれていない量子論のテーマはなかなか面白いと思います。

 オープニングテーマ「Super Driver」のテロップには、クォークやレプトンなど専門用語がたくさん出てきますね。

 物理学の研究対象になっているモノは、星とか宇宙とか、自分自身とかけ離れたモノばかりですよね。でも量子論はちょっと違うからです。

 自分の体のようなマクロな物体もミクロの構造からできているわけなので、ミクロの原理が適用されるのが自然なのではないでしょうか。

 コペンハーゲン解釈では、量子論が示す現象はミクロの世界に限られる特別な現象だとしていますが、「シュレディンガーの猫」のような場合には、ミクロの現象とマクロの現象が連動していますよね。

 エヴェレット解釈は一応これらのことに答えてくれるので面白いですね。

 量子論もっと勉強してみます。佐藤勝彦先生の本は読みましたが、わかりやすかったです。たった500円!安くてすごくいい本だと思います。

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